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2014/12/29(月)
第4回城下町コンテスト結果発表!れきしクンのコメントもあるぞ!

コンテスト_第4回

冬をテーマにした第4回、城下町コンテストの結果発表!たくさんのご応募ありがとうございました!
今回は運営チームで最優秀賞、優秀賞を決定させて頂きました。

最優秀賞1名、優秀賞4名の作品をご紹介します!
運営チームと、ブシモ放送局や公式ブログで人気の「れきしクン」こと長谷川ヨシテル氏に頂いたコメントも合わせて掲載いたします。

 

◯最優秀賞 1名
■「はっさく」さん ID:107979520

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城主からのコメント
雪の結晶をイメージして星形六花形のお城(六稜郭)を作ってみました。城の入り口では可愛い雪うさぎが来場者を出迎えます。

運営チーム:函館にある五稜郭は、星形の城塞です。三稜郭、四稜郭、七稜郭と言うのもあったそうですが、なぜか六稜郭は存在しません。とても綺麗な雪の結晶形の再現がとても素敵です。

五稜郭はそれぞれの先端に大砲を設け、どこを攻められても、その両隣の先端に設置した大砲から、砲撃を浴びせる。という思想のもとに作られた戦いのための城塞です。
※実は六芒星に見えたりします。
このお城も、それぞれの先端に矢倉を設け、城塞としての機能を持ちながら竹や松を植え籠城する支度もできている。
その上で、美しさも併せ持たせたはっさくさんの城下町を今回の最優秀賞とさせて頂きました。

長谷川ヨシテルさんからのコメント:美しい!
日本に実在する五稜郭ならぬ、六稜郭にお目にかかれるとは思いませんでした!
稜堡式(りょうほしき)城郭とも呼ばれる星型の要塞は、ヨーロッパの築城技術を導入し、砲術戦のために造られた幕末の最新式のお城です。
おそらく、はっさくさんの六稜郭の城壁にも外国船などを撃退するための砲台が設置されていることでしょう!
また、城内に高層建築物を建てていないあたりが素晴らしい!
「戊辰戦争」の時、2階建てだった五稜郭の奉行所は、新政府軍の砲撃のかっこうの的になってしまったことがありますので、高層建築物は要注意なんです。
持久戦になった時にどこまで耐えられるかわかりませんが、一時的な砲術戦では大いに活躍し、美観も兼ね備えた名城かと思います!

◯優秀賞 4名 
■「ゆみ」さん ID:102860480
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城主からのコメント:山城は雪がつもりやすく、焚き火があるところは温かいので雪が積もっていません(^○^)
寒さで河が凍っていて焚き火で溶かされ途中から川が流れています(^○^)
真冬になると川が凍ってしまうので、今冬支度の真っ最中。寒さに強い雪だるまさんは、元気で遊んでいるちょっと田舎の城下町をイメージして作りました。

運営チーム:田舎の城下町とのことですが、安土城の屏風絵を思い出しました。
すごく上手に冬の安土城を再現したなーと。石畳で、凍った河を演出するアイディアも素晴らしいと思います。
やはり「そうきたか!」という作品には運営チームも心を動かされます。
一面の雪に囲まれた安土城の天守。戦国時代の織田信長も、こういった景色を眺めていたのかもしれません。
でも、焚き火が多いので火事にならないように気をつけて!

長谷川ヨシテルさんのコメント:ほのぼのしますね~
「室町時代末期に造られた城を戦国時代に改築し、江戸時代になってこの城の殿様は山麓へ移住し、領民とのんびり泰平の世の雪模様を満喫中!」そんなほのぼのしたバックグランドが浮かんできました。
城壁が途中で切れているのも、戦国時代の改築中に江戸時代を迎え、これ以上の工事が必要なくなったんじゃないでしょうか。その費用を城下町の整備にあてて領民から感謝された城主の一族は、幕末までずっとこの地を治めたんでしょう。きっとそうに違いない!

■「*霧*」さん ID:111810304
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城主からのコメント:うっすらと雪化粧した、小さな城下町と小高い山の山城をイメージして造りました。
こだわりポイントは立体感の表現です。城壁の交差や樹木の密集。鉱山や銀山の活用で何とか見えるようになりました。昼間は影の付き方が不自然になるので、夜景がオススメです(^_^)

運営チーム:城の山城表現がとても素敵だと思います。もはや平面には見れませんね。
センスよく建物を配置し、寒ささえ感じさせる冬の山城をきっちりと表現してくれています。
偶然なのかもしれませんが、左上の雪がとても印象的で降る雪のタイミングまでこだわってくれた作品なんだろうなと思いました。

長谷川ヨシテルさんのコメント:キレイですね~
「東北の三名城」である福島県の白河小峰城を連想させる、雪化粧が良く似合う城郭です!
まずこの浮き上がるような立体感が素晴らしい!平面の中で山麓の城下町と山頂の城郭のメリハリをこれだけ出すとは・・・、江戸時代だったら良い絵師になっていたことでしょう。
また、山上の守りだけではなく城下町の繁栄を狙って築かれた築城方法は、戦国時代の終わりから江戸時代の始めの頃の時代背景を感じ取れます。戦国を生き抜いた智将が平和な江戸時代を迎え、故郷の雪国でひっそりと殿様をやっている・・・、そんなほっこりする情景が浮かんできます。

■「平小徹池」さん ID:103772816
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城主からのコメント:木々も白く色づき。景色も冬支度を始め、後はお正月用にミカンを収穫といった感じです。松山城の縄張りを参考に、二の丸には御殿と大井戸を。城下には道後温泉と金毘羅様の分社をそれぞれイメージして建ててみました。

運営チーム:松山城と松山にこだわり尽くした城下町です。道後温泉、松山城、金毘羅様(松山に分社があるのですね)大井戸まで的確に表現されています。江戸時代の終わり頃から、愛媛ではミカンが作られ始めたそうですが、当時の冬はこういった景色が広がっていたのかもしれませんね。

長谷川ヨシテルさんのコメント:小池徹、、いや、平小徹池さんのお城はプチ再現シリーズ!
参考にしたお城は愛媛県の松山城とな!個人的な話ですが、れきしクンが好きなお城ベスト3にランクインしているお城でございます!愛媛名物のミカンに、聖徳太子も浸かったという日本最古の道後温泉も建てられ、伊予松山への愛を感じられます。雨や雪が少ない瀬戸内海地域のお城が雪景色というのもニッチで良いと思います!
少し煩雑な印象を与える縄張りを整備すると、より素晴らしい城郭になるんではないでしょうか!

■「えいしー」さん ID:104092736
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城主からのコメント:まだ紅葉が残る晩秋の山城にも初雪がふり、ついに冬の足音が近づいてきました。城下町の人々もこれから訪れる激しい冬を乗り越えるために冬支度を急ぎます。急峻な山を利用してつくられたこの山城は、防御の麺では完璧。場内では雪解けと共に宿敵への攻勢をかけるため、評定が繰り返し行われています。
…おや、風上の方から煙と何やら物が焼ける匂いが。

運営チーム:毎回クオリティの高い新アイディアをぶつけてくるえいしーさんには私達も頭が下がります。
段差表現は沢山の方がされているのですが、全く別の方法で、ここまで山城を表現した城下町は運営チームもびっくりです。
ものすごく細やかに建物を組み合わせて山を表現しており、色々と工夫されて表現してくれたのだなと思います。
きっちり、敵が攻めこんでくるところまで表現する所がニクい!

長谷川ヨシテルさんのコメント:来ましたね!“平成の藤堂高虎”えいしーさん!(笑)
毎回最終選考まで残る奇抜な築城技術はお見事でございます。今回の城郭、これは攻めたくないですね~
戦国時代の始まりのころを彷彿とさせるような、防御に重点を置いたザ・山城です。
落城させようと大軍で押し寄せても、楠木正成のようなゲリラ戦法を受けて多大な犠牲を払ってしまうことでしょう。
ここは(築城主のえいしーさんが言う通り)城下町や田畑を焼き払って籠城戦を出来なくさせ、和睦に持ち込むことが善策ではないかと思います。ゲリラ戦に敗れた黒田長政(黒田官兵衛の息子)が和睦を装っておびき寄せた宇都宮一族を暗殺した例があるので、城主は和睦の際には細心の注意を払う必要があります。戦国時代には大いに機能する山城ですが、その後の時代の流れにどこまでついていけるか不安になってしまう、面白い城郭でした!

【賞品の送付】
以上、最優秀賞1名、優秀賞4名に選ばれた城主の皆様には
後日、運営チームより「宝玉5000個」をお送りさせていただきます。

【参加賞】
投稿してくださった皆様には感謝を込めて「12,250ガチャP」をお送りいたします。
(受賞者を除きます)
※投稿時の城主IDが誤っていたり、城主を特定できない場合は送付を行えない場合がございます。
予めご了承下さい。