お知らせでも掲載していましたが
東京ゲームショウ2014に合わせて開催いたしました、第2回城下町コンテスト結果についてこちらにも掲載いたします！

さらに、しろくろジョーカー公式ブログでお馴染みの「れきしクン」こと長谷川ヨシテル氏のコメントも併せて掲載！

たくさんのご応募ありがとうございました！
 
【応募条件】
島根県の「しまねっこ」または姫路市の「しろまるひめ」をモチーフにした城下町
※しまねっこやしろまるひめが住みたくなるような城下町
※姫路城・松江城の使用は必須ではありません。
 
【優秀賞】
賞品：宝玉5,000個　4名様
 

城主名：ゆきゃり様
ユーザーID：102365888
モチーフ：しろまるひめ
 
城主コメント：
西の丸に一棟だけある茶室は自宅で、好きな団子もたくさん買えるよう店を多く配置（笑）
しろまるひめが産まれた場所でもあるらしい姫路城の迷路のようで攻めにくい造りが魅力的なので再現しました。
 
長谷川ヨシテル氏のコメント：
渦状に配置されているという姫路城の縄張りを見事に再現している城下町だと思います！
池田輝政（いけだてるまさ）が、播磨・淡路・備前の三国の人を集めて造らせたことに由来する三国堀や、悲しい運命をたどったお菊の声が聞こえるというお菊井戸、姫路に嫁いだ千姫が過ごしたという西の丸などが見事に反映されています！
姫路城の城下には多くの人が往来した山陽道が走っています。
この城下町が、さらなる繁栄をするために、東西に走る大きな街道を設けてみても良いかもしれません！
 

城主名：ナインボール様
ユーザーID：103803968
モチーフ：しろまるひめ
城主コメント：
姫路城を細部までこだわって再現してみました。手前を広く、奥を狭くして奥行き感、立体感を出してます。また、秋祭りイベント中とゆうこともあり、曲輪内に盛り込んでみました。
 
長谷川ヨシテル氏のコメント：
こちらもまた、見事な再現率！
三国堀、お菊井戸、西の丸などなど素晴らしいです！
特に素晴らしいのは、城下町を取り囲む総構えの縄張りです。
東西に走る街道沿いには、居酒屋、呉服屋、遊郭などが栄え、それを取り囲むように水堀が巡らされています。
街一帯が城となっている姫路城を見事に表しています。
近隣に畑を設けていることもあり、大軍に囲まれても容易に落ちることはないお城でしょう！
西の丸のお祭りが楽しそう！
千姫も喜んでそうです！
 

城主名：司空軍祭酒様
ユーザーID：113839424
モチーフ：しまねっこ
 
城主コメント：
モチーフは「しまねっこ」というより「松江城」の縄張り。
デフォルメされているので分かりにくいかもしれませんが、本丸・馬溜・馬洗地米蔵は再現しています。
 
長谷川ヨシテル氏のコメント：
素晴らしい！見事な再現率だと思います！
城兵を待機させた馬溜（うまだまり）や米蔵、馬を洗ったことに由来する馬洗池などの位置が忠実に反映されています。
三の丸は工事中。
松江城を築城したのは堀尾吉晴（ほりおよしはる）ではありましたが、堀尾氏は吉晴の孫の代で改易（かいえき＝クビ）になり、その後は京極氏が松江に入りました。
その際に新たに築城したのが三の丸でした。
ということは、これは１６３４年以降の松江城を再現しているのかもしれません！
司空軍祭酒さん、リサーチと城下町作り、ご苦労様でした！
 

城主名：観世音様
ユーザーID：105600960
モチーフ：しまねっこ
 
城主コメント：
昔島根県に行った時、城の近くで宍道湖の夕焼けが大変印象的で、水のイメージが強く残ってたので、お堀をメインに築城しました。
 
長谷川ヨシテル氏のコメント：
宍道湖を眼下に収める松江城は、「日本三大湖城」の１つに数えられます。
二重の水堀は、まさに湖城の名にふさわしく、敵を容易に寄せ付けない防御力の高いお城だと思います！
また、水堀だけではなく、石垣＆長塀が二重・三重にも重ねられています。
これによって、まったく隙のないお城になっていることがわかります！
以上の様に防御力は最高峰であることは間違いないのですが、兵糧攻めに対しての不安は拭いきれません。
仮にお城を囲まれてしまった場合、いくら籠城用に築かれた松江城と言っても、城内には食糧となるものがあまりにも少ないように思われます。
竹や松、イチョウ、梅など、いざという時に食糧となる樹木を植えてみても良いかもしれません。
 
【しまねっこ賞】
賞品：宝玉5,000個、島根銘菓・彩雲堂 若草　1名様
 

城主名：えいしー様
ユーザーID：104092736
モチーフ：しまねっこ
 
城主コメント：
現在投票期間中のゆるキャラグランプリでも大人気のしまねっこ。今回は秋らしく顔を紅葉で表現し、「しまねのお宝おしえるにゃ」の歌詞に出てくる島根名物を各所に散りばめてみました！目の部分は出雲大社、口と鼻は世界遺産・石見銀山、周りにはメロンにデラウエア、頭の部分には出雲そば屋に水の都の松江城、もちろんしまねっこの大好物「どんちっちアジ」を売っている魚屋もあります！食いしん坊のしまねっこならきっとこんな城下町に住みたくなるはず！？
 
長谷川ヨシテル氏のコメント：
松江城は戦闘仕様に築かれた黒い城壁を持った武骨なお城です。
天守の中に井戸があり、石垣を登ってきた敵を狙撃するための石落としが巧みに設けられています。
えいしーさんの城下町には、その松江城を取り囲むように、イチョウやメロンにデラウェア！
籠城用の食料はバッチリで素晴らしいと思います！
また、石見銀山を多数支配下に収めているということで、経済力も他の城下町を圧倒すると思われます！
ただ、銀山というのは武将たちの争奪戦の標的になることが多いので、常に危険と隣り合わせになってしまいます。
籠城用に木々を植えるのは良いのですが、攻め込まれた際に敵が身を潜める場所となってしまうこともあるので、そこは注意が必要になると思います。
以上の不安要素はありますが、カラフルで実戦的な素晴らしいお城です！
 
【しろまるひめ賞】
賞品：宝玉5,000個、姫路銘菓・書写 千年杉　1名様
 

城主名：ルーク様
ユーザーID：115011584
モチーフ：しろまるひめ
 
城主コメント：
姫路城は桜の名所100選に選ばれるほど桜がとてもきれいな場所なのでこんな感じにしました。
お城の周りには城見橋（通商、赤い橋）や水掘、庭園をイメージし、散歩したとき優雅に感じるよう作ってみました。
 
長谷川ヨシテル氏のコメント：
平和な時代の訪れを感じる、華やかでのどかな名城だと思います！
城と桜はお決まりの組み合わせになっていますが、これが始まったのは明治時代から。
すぐに散ってしまう桜は縁起が悪く武士には好かれていなかったそうで、戦国時代に桜を家紋に使う武将はいなかったといいます。
しかし、平和な江戸時代に入ってからは関係ないということで、桜の家紋を使い始めた武士もいたそうです。
この城下町は、まさにその平和の訪れを体現しているのではないでしょうか！
争いごとが終わり心休まる時代が訪れた、その到来をお祝いしているかのようなお城です。
また、金閣寺や松島五大堂、五重塔など人々がのどかにお祈りをできる場所も兼ねていることも大事な要素だと思います。
見ているだけで心が静まるような城下町です！
 
【参加賞】
投稿してくださった皆様には感謝を込めて、
「10,000両」をお送りいたします。
(受賞者を除きます)

次回の城下町コンテストもお楽しみに！